コロナショックでマンション価格はどこまで下がるのか その3  株価-雇用-不動産 卵が先か鶏が先か

卵が先か精子が先か?ねえねえ、先っちょだけ、先っちょだけ。。。

今日はそんな話です。
ということで不動産シリーズその3です。

コロナショックでマンション価格はどこまで下がるのか その1 これまでの価格推移の振り返り
コロナショックでマンション価格はどこまで下がるのか その2  流動性が育んできた上昇


まずは、有効求人倍率と失業率を振り返ってみます。これまで同じく、2002/1からのデータです。有効求人倍率(新規学卒者を除きパートタイムを含む)【季節調整値】を利用しています。


有効求人倍率、2019/4の1.63をピークに下落基調だったところに今回のコロナショック が来ましたので、この先の数値は気になりますね。ちなみに3月の有効求人倍率と失業率は明日(4/28)発表です。どこまで悪化してますかね。。。。

続いて、景気ウォッチャー調査の結果を見てみます。これは、全国から選ばれし2050名による、景気今どんな感じ?この先どうなりそう?っていう調査です。


具体的に、どんな人が答えてるのか知らなかったので確認してみました。こういった方々のようです。いつか選ばれたいですね。
調査に協力してる方々の一部

で、調査結果です。今回は東京分だけをグラフにしてみました。0が景気最悪、100が景気最高という指標です。
数値が低い箇所は順に、リーマン、東日本大震災、コロ鍋

これを見ると、今回のヤバさを実感出来ますね。東日本大震災の時のように一時的な悪化ですぐに戻るのか、あるいは、ここから戻るにしても「やばい」ゾーンで停滞してしまうのか。それによって、今後が大きく変わってくるのでしょうね。

この調査ですが、下記の様に調査に協力されている方々の定性コメントも全て公開されていますので、株をやっている方は透けブラを凝視する様に、このコメントも凝視しておくと銘柄選択のヒントになると思います。良い銘柄を発見したらこっそり教えて下さい。いや、いっその事、儲かった後にお金だけ下さい。



続いて、株価と有効求人倍率と不動産価格の関係を見てみましょう。

株価が半年先を見込んで動くのであれば、
景気悪化時には株価の下落が始まって半年後位に雇用が悪化、それに連動して不動産市況が悪化。ですかね?
どうなっているか確認してみましょう。

有効求人倍率は2月までの数値だぴょん

どうなんですかね?
まあ、株価 -> 雇用 -> 不動産 の順に動いてる様にも見えるし、そうでもない様にも見えるし、結局、卵が先か鶏が先かみたいな。あるいは、入れるのが先か出ちゃうのが先か、、、というか。。

ただ、やはり素直に考えて雇用と不動産は連動していると思っています。
仕事がある、失業の心配もない。よし、家を買おう。ですよね。
という事で、株価を除外して、景気ウォッチャー指数(東京)、有効求人倍率、各種不動産指標を比較したのが下記です。


うーーーん、なんていうか、ここまで色々と調べたりグラフにしてみましたが、この先不況がくるか?不動産はどこまで下がるか?とか、そんな事より、色々正常化して、早く世界の様々な場所に飛行機で旅行に行けたり、不要不急の不倫をしたり、そういった日常が早く戻ってきて欲しいなと思いました。

次回は、リーマンショック時の各種指数の推移と今回の指数の推移を比較してみたいと思います。



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