ROE Part 1. -キンタマトリックスマップ

サニックスがストッポ高になって浮かれている合金です、こんばんにゃ

今日は僕が使ってる、銘柄のキンタマトリックス手法のご紹介です。
銘柄を見るとき、最初に見るのは、PER PBR ROE 時価総額です。皆さんも大体一緒かなと思います。
で、数字だけ見てるとどうしてもイメージがつかみずらい、他社との比較が直感的にわかりずらいってなりますよね。PBR = ROE * PER って関係性も、なんだか分かったような分からないようなって感じで。
それで、自分なりに考えて作ったのが、下記のキンタマトリックスマップです。
僕のメインの持ち株をマップしてます。
X軸がPER Y軸がPBR 緑線がROE。で、玉のでかさが時価総額
例えば、相模ゴムだと、PER 15 * ROE 20%で、PBR3なのね。時価総額はフマキラーよりちっちゃいのねえ、って感じ。

玉がいっぱいあるから、キンタマトリックスマップって名前にしました。「キンタマトリックスマップで発掘するテンバカー投資法」っていう本を出版するのが子供の時からの夢です。

この、キンタマトリックスマップは時系列で銘柄を追ってくのが良くて、理想的な姿は左下の小さい玉が、徐々に大きくなって、右上進んでいくっていう感じ。
高ROE割安株が市場評価高まっていく感じですね。



タマタマがどうやって成長してくかを、何パターンが出してみます。まずパターン1



このケースは、EPSは毎年一定 配当なし(つまりBPSが年々増加) 株価変化なし
って銘柄の場合のタマタマの動き。BPSの重力の重みで徐々に下に落ちていく事になります。
仮にこうゆうのが有る場合は、下のほうで待ち受けてる資産株バリュー投資家に狙われ、そしていつの日にか配当増/自社株買いあるいは株価上昇により、上に跳ね返されていく感じかな


次はパターン2



最初のパターンとの違いは、EPSが毎年10%増という場合。徐々に左下に転がってくる。
こうゆうのあったら、直ぐに調べて買い候補にすべきかと。


次はパターン3
パターン2に加えて、株価も毎年20%ずつ上昇していくパターン。理想的な感じですね。
ただ、配当をしてないので、徐々にROEが切り下がっていきます。

最後にパターン4
パターン3に加えて、毎年配当性向30%の配当有りケース。こうするとBPSの増加が抑えれるのでROEを維持できる。と。
以前、パラカの社長さんが株主総会で配当ふやせーっていう質問に対して、「高いROEの内は配当には回さず投資に回します、ROEが10%切ってきたら配当を増やしていきます」って言ってて、なるほどおと思いました(でも、その後にパラカ、ビルド対策で配当増やしちゃいましたけどね。。。。)。


ではここで、実際の会社を元に推移を見てみましょう。まずは、テンバガーの代表格、3085 アークランドサービス
理想的ですねえ。左下のちっちゃいタマタマの内に目をつけることができれば。。。。
ROEが徐々に下がってきてるので、配当増やしてくのかもですねえ


続いて、個人投資家に人気の4809(よいぱーく) パラカ

ここは、長い間左下にずっといて、なんでこんなにいつまでも割安なの?駐車場って地味だから?
ってなってましたけど、やっぱ、ある時を境に右上に羽ばたいていきましたねえ。
カタリストになったのは、配当性向の倍増と株主優待導入でしたね。おそらく、それらの施策を実施した背景は日成ビルドによる株の買い占めへの対策でしょうね。
ところで、あの2社は、いったいどうなるんでしょう。。。一向に仲良くなってる雰囲気ないですが。。

アークランドサービスとパラカ、グラフのスケールが異なっているので、試しに1つのマップに纏めてみました。Pとなってるのがパラカ分です。



 
 ほら、こうやって見ると、パラカもまだまだ成長途上に見えてきますねえ。

いかがでしたでしょうか、キンタマトリックスマップ。是非みなさんもやってみて下さい。そして、キンタマトリックスマップを世界に広めてくださーい。

次回は、ほかのパターン(衰退株とか)でマップを試してみたいと思います。



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