こんばんは、合金です。とりあえず、ブログタイトルの最後に「な日々」って付けとけばそれっぽく意識高い系ブログになるかなと思って、つけてみました。
そうそう、そういえばここに書いてあるんですが、僕の欲しいものリストがあります。最近、そこから欲しかった本を送って頂いたブログ読者の方がいまして、大変ありがとうございます！！！
ただ同封のお手紙に、「キンタマトリックスは革命でした」って書いて頂いたんですが、あの、それ、妻が開封して読みまして、、お前は一体何やってんだと、小一時間ほど詰められました。。。
さて、サニックス決算出ましたね。EPS30円台の業績予想出るかもってブログ書いてるお花畑の人いましたね。。。。甘過ぎです。皮剥いて出直してこいって感じですわ。
さて、当ブログではそんな甘過ぎ分析ではなく、ファクトに基づいたストラテジックなアナルプレイをしていきます。
では、最初に、現在の中期計画との比較でFY17(2016/4-2017/3)の結果を見てみましょう。上振れた要因は何だったのでしょうか？
HS・ES部門及び環境部門はほぼ計画通りですから、上振れ要因はSE部門という事が分かります。
では、次にこれを営業利益ベースで見てみます。
ちなみに、このグラフでは、FY17 4Qの棚卸評価損777百万円は一時要因とみなして控除しています。
営業利益ベースでも、計画値600百万 -> 実績1,812百万 の差額は、ほぼSE部門が理由と考えてよさそうですね。
ということで、ここまでの纏めは
売上は、400億弱から260億強と、7割程度に減少。一方営業利益は
2億の赤字が24億の黒字になっています。なぜ、こんなに収益性が向上したのでしょうか？まるで、セックスレスだった夫婦が、隔週の営みになったかのような劇的変化。。その魔法が知りたい。。。。。。。。。。。
ここで、FY16のSE部門の損益分岐点を確認してみましょう。サニックスは、直接原価計算方式で管理会計を行っているようで、決算説明資料もFVで費用が分解表示されてます。個人的には全部原価計算より直接原価計算で管理している会社のほうが好きですね。
尚、このグラフは、月間ベースでの数字になってます(決算説明資料内の情報が月間ベースなので)。
これを見ると、FY16では、黒字化する為には月に34億弱の売上が必要でした。
で、これに対して行ってきた施策は2つだったかと。
・固定費を 削減(リストラとか、配置転換とかですかね)
・変動費率の減少(調達先との交渉とかですよね)
では、同じグラフスケールで作ったFY17の損益分岐点グラフを見てみます。
改善具合が明確ですね。FY17では、月に17億の売上があれば黒字化できる状態になってます。FY16のほぼ半額ですね。
損益分岐点低下の要因は固定費が1,240->767に削減。変動費率も0.632から0.555に減少。
おそらく、こうやって1年で劇的に状態を変えていけるのが、オーナー企業の良い部分かと、まあ、内部では多少強引な進め方があったのかもしれないですがね。
さて、ではこれらを踏まえて、FY18を考えてみましょう。
ここでも、ポイントはSE部門とし、他の2部門に関しては計画通りの実績が出るという仮定で考察を進めてみます。
では、再度FY17のSE部門の損益分岐点グラフを、スケールを少し変えて再掲します。
次に、同一スケールでFY18の損益分岐点計画を決算説明資料を基に作成
損益分岐点が1,148にまで低下する計画となってます(ちなみに、変動費率は0.514)。FY16->17の変化の実績をみていると、非現実的ともいえない計画かと。
上記を基に、3ケースの売上を想定してみました。
Case 1. サニックス計画値
Case 2. 1と3の平均
Case 3. FY17の実績売上
FY17においては、計画値に対して売上の実績が20%上振れた実績を考慮すると、上記Case 2.等はprobableな値ではないかと。
では、最後に、各Case別に年間利益、EPS等を妄想してみると。。。。。。。
*Case2,3の純利益は、Case1に対して増加した営業利益の6割を加算して計算
今日の終値は、、、、224円ですね。
1年後に答え合わせをしましょう。それまでに、セックスレスが解消されているか否かを。。。。。。。
そうそう、そういえばここに書いてあるんですが、僕の欲しいものリストがあります。最近、そこから欲しかった本を送って頂いたブログ読者の方がいまして、大変ありがとうございます！！！
ただ同封のお手紙に、「キンタマトリックスは革命でした」って書いて頂いたんですが、あの、それ、妻が開封して読みまして、、お前は一体何やってんだと、小一時間ほど詰められました。。。
さて、サニックス決算出ましたね。EPS30円台の業績予想出るかもってブログ書いてるお花畑の人いましたね。。。。甘過ぎです。皮剥いて出直してこいって感じですわ。
さて、当ブログではそんな甘過ぎ分析ではなく、ファクトに基づいたストラテジックなアナルプレイをしていきます。
では、最初に、現在の中期計画との比較でFY17(2016/4-2017/3)の結果を見てみましょう。上振れた要因は何だったのでしょうか？
では、次にこれを営業利益ベースで見てみます。
営業利益ベースでも、計画値600百万 -> 実績1,812百万 の差額は、ほぼSE部門が理由と考えてよさそうですね。
ということで、ここまでの纏めは
FY17のサニックスの業績が良かったのは、SE部門が計画以上に売上/利益を伸ばしたから
さて、もう少しちゃんと見てみましょう。良く見ると、FY16の実績とFY17のSE部門実績を見比べると少し気になる点が。このーき、なんのき、勃起♪ 女のしらないきですからー♪売上は、400億弱から260億強と、7割程度に減少。一方営業利益は
2億の赤字が24億の黒字になっています。なぜ、こんなに収益性が向上したのでしょうか？まるで、セックスレスだった夫婦が、隔週の営みになったかのような劇的変化。。その魔法が知りたい。。。。。。。。。。。
ここで、FY16のSE部門の損益分岐点を確認してみましょう。サニックスは、直接原価計算方式で管理会計を行っているようで、決算説明資料もFVで費用が分解表示されてます。個人的には全部原価計算より直接原価計算で管理している会社のほうが好きですね。
尚、このグラフは、月間ベースでの数字になってます(決算説明資料内の情報が月間ベースなので)。
で、これに対して行ってきた施策は2つだったかと。
・固定費を 削減(リストラとか、配置転換とかですかね)
・変動費率の減少(調達先との交渉とかですよね)
では、同じグラフスケールで作ったFY17の損益分岐点グラフを見てみます。
損益分岐点低下の要因は固定費が1,240->767に削減。変動費率も0.632から0.555に減少。
おそらく、こうやって1年で劇的に状態を変えていけるのが、オーナー企業の良い部分かと、まあ、内部では多少強引な進め方があったのかもしれないですがね。
FY17のサニックスの業績が良かったのは、SE部門が計画以上に売上/利益を伸ばしたから
->固定費削減、変動費率低下により、損益分岐点が半額程度にまで低下した為
さて、ではこれらを踏まえて、FY18を考えてみましょう。
ここでも、ポイントはSE部門とし、他の2部門に関しては計画通りの実績が出るという仮定で考察を進めてみます。
では、再度FY17のSE部門の損益分岐点グラフを、スケールを少し変えて再掲します。
次に、同一スケールでFY18の損益分岐点計画を決算説明資料を基に作成
損益分岐点が1,148にまで低下する計画となってます(ちなみに、変動費率は0.514)。FY16->17の変化の実績をみていると、非現実的ともいえない計画かと。
上記を基に、3ケースの売上を想定してみました。
Case 1. サニックス計画値
Case 2. 1と3の平均
Case 3. FY17の実績売上
FY17においては、計画値に対して売上の実績が20%上振れた実績を考慮すると、上記Case 2.等はprobableな値ではないかと。
では、最後に、各Case別に年間利益、EPS等を妄想してみると。。。。。。。
*Case2,3の純利益は、Case1に対して増加した営業利益の6割を加算して計算
今日の終値は、、、、224円ですね。
1年後に答え合わせをしましょう。それまでに、セックスレスが解消されているか否かを。。。。。。。
コメント
コメントを投稿